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食欲の秋

2014-10-21

秋といえば、誰もが思い浮かべる「食欲の秋」。四季がある日本ならではの楽しみというイメージが強いですが、最近の健康ブームで体重や体脂肪率の増加に注意を払う人が多くなり、食欲増進に悩む人も多いと思います。
では何故、秋には食欲が増進するのでしょうか?好奇心もあり、色々調べてみました。

まず日照時間が短くなることにより、精神安定化作用のある神経物質の分泌が減少するため、必要となると人体は太陽光の刺激以外の手段で分泌を促そうとするそうです。
それが、食事からとる栄養素の炭水化物です。米やパンなどの主食や甘いものに多く含まれて、体内で糖に分解されて使われ、神経物質の分泌をうながす作用があるこのこと。

米以外にも、秋に収穫する作物には炭水化物が豊富です。人は不足しているものを察知して補おうとする仕組みが備わっていますが、自然の恵みもまた私たちに必要なものをタイミングよく供給してくれているのです。食欲がわくのも当然ですね。「食欲の秋」の理由には色々な説あり、さまざまな原因が複合して変化がおとずれると言われています。

さらにもうひとつ考えられる食欲増進の要素が、秋にはあります。それは、涼しくなって来ると夏のように大量の汗をかくことがなくなることです。汗の中には体内で要らなくなった老廃物が含まれて体外へと排出されますが、気温が低下して汗をかきづらくなると、その分も腎臓ががんばって尿として処理するよりほかなくなくなってしまうそうです。

すると涼しくなるにしたがって腎臓への負担が増すこととなり、老廃物の排出が滞って体内にとどまりやすくなるのです。中でも、尿酸として腎臓で処理できなかった酸は、体内で胃酸として分泌されて食物の消化を強力に行います。こうして胃酸の分泌が盛んになるので、消化にかかる時間が短くなり、空腹になるという説があります。
美味しいものが多い秋、食べ過ぎに注意したいものです。スポーツの秋ともいいますので、食べた分運動をすることも大切ですね。

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