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雑談

2013-03-27

学生の頃は、友達とのくだらない話しで済んだ雑談ですが、社会人になると、そうはいっていられません。『あたりまえだけどなかなかできない雑談のルール』などの著書を持つ松橋良紀さんは、「雑談は信頼関係を構築する重要な手段ですから、社内の人間関係も雑談次第です」とおっしゃっています。
また、「雑談をきっかけに、取引先と仕事だけでない関係が築けていると、むげに提案を断るのは心苦しいものです」と語る。とはいえ、先輩や上司、取引先とどんな話しをしていいの悩みますよね。

「話すのが苦手なら、質問から始めるといいでしょう。例えば、取引先の相手の名字が珍しければ、それについて尋ねたり、“きれいなオフィスですね。何年前からこちらですか?”と質問したり。
先輩や上司には、“どうして、あんなにスムーズに商談が進むのですか?”と、ほめながら質問するのもいいですね」。

話しが始まったら、気の利いた合いの手を入れたくなるが、この場合はどうすればいいのか。
「相手が発した言葉をオウム返しにするだけの方が、かえって会話は成立します。
加えて、“へぇー”とか“なるほど”など、少しオーバーにリアクションをすれば、相手は“自分の話をしっかり聞いてくれている”と感じて、気持ちよく話をしてくれると思いますよ」。

「それでは、もし自分から話さなくてはいけない場合はどうすればいいのだろうか。
ヘタに雑談用の知識を披露すると、知ったかぶりと受け止められるおそれも。
それよりも、失敗談を話してみてはどうでしょう。相手は親しみを感じますし、その失敗談がもとで、取引先の相手や先輩、上司の苦労話や自慢話を引き出すこともできます。
目上の人は、新入社員に苦労話や自慢話をするのが好きですからね(笑)」。
雑談力は社会人に欠かせないスキルで、新入社員が使いこなせば、印象に残ると思います。

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